@article{oai:suzuka.repo.nii.ac.jp:00001277, author = {富田, 寿代 and 水谷, 令子 and TOMITA, Hisayo and MIZUTANI, Reiko}, journal = {鈴鹿国際大学紀要Campana, Suzuka International University journal campana}, month = {Mar}, note = {適切な水供給と健康や衛生の改善は21世紀の重要な課題である。筆者らは、水環境の現状と保全について検討することを目的として、各地の生活用水調査をおこなっており、中央アジアのキルギス、ウズベキスタン、中国の西安からウルムチおよびタリム盆地周辺のアジアの乾燥地域の水事情はすでに報告した。ベトナムの国土は南北に細長く広がり、地域によって気候が異なるが、全体としてはモンスーン気候帯に属する。水資源は豊富とはいえず、常に水不足の問題を抱えており、農業に大量の水を必要とするため、それ以外の用途間には厳しい競争がある。また、給水と排水に関わる衛生施設へアクセスできる人口の割合は低い。本報では、ベトナムのハノイからホーチミンまでの飲料水事情について報告する。調査した都市には上水道があり、住民は、調理には水道水をそのまま使っていたが、飲用するためには蒸留水を購入していた。また、洪水による断水もしばしばある。一部のホテルやレストランを除き、細菌学的には問題はなかったが、ダナン、ホイアンの水道水は総硬度が200mg/lを超えていた。ミトーのメコン河沿いにあるレストランの水道水の総硬度は600mg/l以上の高い値を示した。同時にNa^+、Cl^-も多く含有していた。ほとんどの試料中に有機物が残留しており、ホイアンではNO_3^-が多量に検出されたことから、高度浄水処理はなされていないようである。将来的な危険性を考えると、塩素処理の徹底とともにオゾン処理や生物活性炭処理などの早急な導入が望まれる。また、生活排水を処理しないで河や海に流している地域もあり、近年の急速な観光化やリゾート開発を考えると、排水処理施設の設置や処理能力の向上も重要な課題である。, 12, KJ00006952819, 資料, Research Data}, pages = {117--128}, title = {ベトナム ノ セイカツヨウスイ チョウサ}, volume = {10}, year = {2004}, yomi = {トミタ, ヒサヨ and ミズタニ, レイコ} }