@article{oai:suzuka.repo.nii.ac.jp:00002979, author = {真下, 賢一 and 川又, 俊則 and Kenichi, MASHITA and Toshinori, KAWAMATA}, journal = {鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部\n教職研究\n}, month = {Mar}, note = {小学校は2020年度から新しい学習指導要領に基づく教育が始まる。教育改革は様々に展開されているが、本稿では、「多文化共生社会」を目指す現代日本の教育界における多様性を論ずる。最初に、発達・色覚・性など学習指導要領への記載が少ないため、授業に反映されづらい多様性に着目した取り組みを論ずる。その後、学習指導要領に記載されている図画工作における実践例にもとづく議論を展開する。 現実社会は多様な人びとで構築されている。日本の教育界は明治以降、基本的には一斉授業を中心に多様性を鑑みない授業形態が中心的な位置にあった。しかし、2020年度以降展開される新しい学習指導要領では、個々の多様な児童を踏まえた「主体的・対話的で深い学び」が中心命題として含まれている。これはまさに多様性を意図してのものだろう。これらを背景に、本稿では教育界における多様性を論じた。 加えて、図画工作を通した児童の多様性の会得のために必要だと考えられる「協働制作の効用」「多文化共生の効用」を議論の大きな柱として据え、保育・教育者養成大学で学ぶ学生の気付きも促しつつ、この科目で実践できる教育活動のポイントについて考察を重ねた。}, pages = {120--133}, title = {小学校における多様性の教育\n―図画工作を中心に―}, volume = {第1巻}, year = {2020}, yomi = {マシタ, ケンイチ and カワマタ, トシノリ} }