@article{oai:suzuka.repo.nii.ac.jp:00003059, author = {井上, 剛男 and 越智 , 康詞 and 加藤 , 隆雄 and 酒井 , 真由子 and INOUE, Takeo and OCHI, Yasushi and KATO, Takao and SAKAI, Mayuko}, issue = {6}, journal = {鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要, Journal of Suzuka Universuty and Suzuka Junior College}, month = {Feb}, note = {本研究の目的は,子どもや学校教育に関するテレビでの報道(以下,「教育報道」と表記)を分析し,新型コロナウイルス・パンデミックの前後で生じた,「教育報道」の量や内容の変化について考察することである.2019年度と2021年度における,NHKの報道番組で表示された「教育報道」のテロップをデータに,その変化を分析した. その結果,次の2点が明らかになった.1つは,2021年度の「教育報道」が,2019年度より減少していることである.もう1つは,報道数が減少している分野に偏りがあることである.具体的には,学校教育に関する報道では,小学校以降の内容より,就学前の内容のほうが,減少割合が大きいことや,2021年度の「事件・事故」,「裁判」に関する「教育報道」が,他の分野と比較して急激に減少していることが挙げられる. ここから示唆されることは,大きく3つある.1つは,子ども・教育問題は,COVID‑19のパンデミックのような大きな社会問題がないときの埋め合わせで報じられる程度の社会問題になっている可能性である.2つ目は,テレビにおける「教育報道」は,その組織のされ方において,物語とも日常会話とも違った特性を有している可能性である.3つ目は,COVID‑19のパンデミックに国民の目が釘付けになっている間に,様々な重要課題の徴候が無視される,あるいは密かに国民に不利な方向に社会変革が進んでしまっている可能性である.}, pages = {35--48}, title = {新型コロナウイルス・パンデミックが教育報道に与えた影響 ―テレビメディアの報道内容の分析から―}, year = {2023}, yomi = {イノウエ, タケオ and オチ, ヤスシ and カトウ, タカオ and サカイ, マユコ} }