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日英語比較によるcomeとgoに関する一考察
https://suzuka.repo.nii.ac.jp/records/2951
https://suzuka.repo.nii.ac.jp/records/2951fc484fc0-a0d3-4a6e-a83e-5067007d6424
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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日英語比較によるcomeとgoに関する一考察/PDF (575.2 kB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2020-07-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 日英語比較によるcomeとgoに関する一考察 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | A Comparative Study on come and go in the Japanese and English Languages from the Viewpoint of the Two Cultures and Communication\n | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日英語比較 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | コロケーション | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 視点 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | ダイクシス | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 意味の拡張 | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Comparative Study | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Collocation | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Semantic Extension | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Deixis | |||||
キーワード | ||||||
言語 | en | |||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Perspective | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
松倉, 信幸
× 松倉, 信幸× Nobuyuki, MATSUKURA |
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抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本稿では、節分の掛け声の「鬼は外、福は内」という象徴的な表現が「クル」と「イク」 を含め、直示動詞come /goの用法そのものを言い表した隠喩であると捉えて、その論証を 試みた。詳しくは、go=「鬼(不幸)は外」、come=「福(幸福)は内」と定義づけられよう。 comeは何かに接近する「内的な意味作用」を持つ。その一方で、goは何かあるものから 離れる「外的な意味作用」が含意される。理論的根拠として、Clark(1974) の「come/goの 正常/異常の状態変化」仮説から、comeは「正常な状態への変化」に、goは「異常な状態 への変化」に用いられる。同様に、橋本(2010)は、「comeは存在するようになる〈好まし い状態になる〉ことであり、goは消失してしまう〈好ましくない状態〉になること」を取 り上げた。また、田中(1993)は「comeはポジティブな方向に向かうが、goはネガティブ な方向に向かう」ことを示した。さらに小西(1980)は「動詞+補語」について、「通常の状 態からそうではない状態への変化を表す。 主に好ましくない変化、急激な変化を含意する。 さらに、自然の変化だけでなく、意図的な変化をも表す」と述べ例を示した。以上の例証 を踏まえて「鬼(好ましくないもの)は外、福(好ましいもの)は内」の隠喩は妥当であると考 えられよう。しかし、橋本(2010)の「現実世界」と「言語世界」における「良い状態変化 と悪い状態変化」について、更なる考察が求められる。 |
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抄録(英) | ||||||
言語 | en | |||||
値 | This paper is intended as an investigation of a comparative study on come and go in the Japanese and English languages from the viewpoint of the two cultures and communication. To begin with, the construction of “come and go+complement” in the Japanese and English languages is analyzed. According to Genius English-Japanese Dictionary (5th ed), the definition “go [*come] bad [rusty, wild, mad, wrong], and come [*go] undone [true, alive, unstuck, close, good, loose]” is shown, which means that the “come +complement” has a positive meaning; on the other hand, “go + complement” has a negative meaning. The positive and negative meanings in the two languages are argued in this paper. Furthermore, taking into account the cultures and communication of both languages, the functions of come and go are analyzed on the hypothesis “Devils out, good luck in.” |
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書誌情報 |
鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第3号 2020 en : Journal of Suzuka University and Suzuka Junior College Vol.3 2020 号 3, p. 59-70, 発行日 2020-03-31 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 24356530 |